診療内容
当クリニックの診療内容をご案内しております。
下記の病気の診断、治療のほかに、臨床心理士・公認心理師によるカウンセリングや心理テストを行っています。詳細は下記からそれぞれご覧ください。
うつ病
- 考えられる症状
- 気持ちが沈む、落ち込む
- 将来に夢や希望が持てない
- 物事が楽しめない
- 疲れやすく、頭が働かない
うつ病は、働き盛り、中高年に最も多く、気分の落ち込みや興味関心の低下、活動性の低下、易疲労感などの症状が出現する病気です。
典型的なうつ病は、セロトニンやノルアドレナリンなどの脳内の神経伝達物質の異常、脳の機能異常が原因として推測されており、抗うつ薬の効果が得られやすく、適切な治療を受けられれば高い割合で治ることが期待できます。
典型的なうつ病は、セロトニンやノルアドレナリンなどの脳内の神経伝達物質の異常、脳の機能異常が原因として推測されており、抗うつ薬の効果が得られやすく、適切な治療を受けられれば高い割合で治ることが期待できます。
ADHD(注意欠如・多動性障害)
- 考えられる症状
- ケアレスミスや忘れ物が多い
- 集中できない
- 落ち着かない
- 席に座っていられない
ADHDは、不注意、多動性・衝動性の症状をもつ疾患です。
不注意、多動性・衝動性の両方の症状がある場合もありますし、どちらか一方が優勢な場合もあります。
統合失調症
- 考えられる症状
- 実際にないものが見えたり(幻覚)、聞こえたり(幻聴)する
- 誰かにずっと監視されているように感じる(被害妄想)
- 自分の考えが外に漏れている気がする(思考伝播)
統合失調症は、幻覚や妄想をはじめとする、正常な精神機能に新たな知覚や認識が加わる陽性症状と呼ばれる症状群と、正常な精神機能が減少あるいは欠如する陰性症状と呼ばれる症状群が出現する病気です。
不眠症
- 考えられる症状
- 眠れない
- 途中で目が覚める
- 朝早く目が覚める
- 眠った気がしない
不眠症とは睡眠時間の長さではなく、目覚めた際のだるさや眠気、日常生活の中で支障をきたしてしまう症状を指します。そのため逆に睡眠時間が短くても目覚めが爽快であり、日常生活に支障がなければ不眠ということにはなりません。
不安障害
日常生活の中で、不安を感じる場面は誰にでもあり、それは人間に備わっている自然な反応です。
不安は、人に危険を知らせるシグナルであり、人は、不安を感じることで、危険に対処する準備をし、危険を避けるための対策を講じたり、行動を起こしたりすることができます。
不安障害は、人にとって有用である不安が度を越して強まってしまう病気です。
不安障害は、不安を感じる対象や状況、表現型によって分類されます。
パニック障害
- 考えられる症状
- 急に不安になる
- 急に動悸がしたり、息苦しくなったりする
パニック障害は、突然、息苦しくなったり、胸がドキドキしたり、めまいや発汗、ふるえなどの症状が発作的に起こる病気です。100人に1人ぐらい割合で起こり、男性よりも女性に多いとされています。
適応障害
- 考えられる症状
- 職場、学校でのストレス
- 焦りやすい、周囲に過敏になる
- だるい、疲れやすい
- 頭痛、肩こり、腹痛
適応障害は、ストレスになる出来事に対して心が反応して、さまざまな症状が起こる病気です。
どの年齢の方にもストレス性に起こりうる病気で、うつ状態が優勢な方、不安が優勢な方、それらが混ざった症状を呈する方、素行の障害に現れる方といったように、人によって、いろいろな症状の出方があります。
どの年齢の方にもストレス性に起こりうる病気で、うつ状態が優勢な方、不安が優勢な方、それらが混ざった症状を呈する方、素行の障害に現れる方といったように、人によって、いろいろな症状の出方があります。
社会不安障害(SAD)
- 考えられる症状
- 強い不安・緊張
- 頭が真っ白になる
- 声が出なくなる
- 手足や声が震える
通常であればそれはごく自然なことなのですが、社交不安障害(社会不安障害、SAD)は、人からどのように見られているのかを必要以上に気にしてしまう病気で、不安や緊張の度合いが大きく紅潮や発汗、ふるえ、腹痛などの症状が現れる場合があります。
更年期障害
- 症状
- 肩こり、腰痛、疲労感
- のぼせ、ほてり、発汗
- 目まい、耳鳴り、動悸
- イライラ、不安感、不眠、憂うつ気分
女性は40代半ばになると、卵巣の機能低下により女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が少なくなっていき、月経異常や月経不順が続きやすくなります。
この大きな変化によって、心身ともにさまざまな症状が起きることを更年期障害(自律神経失調症の一種)と呼んでいます。
過敏性腸症候群(IBS)
- 症状
- 通勤・通学中の車や電車で急にお腹が痛くなる
- 試験や会議などの緊張する場面が近づくとお腹が痛くなる
- 外出中や旅行中にお腹が痛くなり、トイレを探すことが多い
腸と脳には密接な関係があり、脳が不安やストレスを感じると、その信号が腸に伝わって影響を与えてしまうことがあります。その際おきる代表的な症状が過敏性腸症候群(IBS)です。過敏性腸症候群が起こる仕組み、またその治療についてご紹介します。
心身症
心身症とは、身体疾患の中で、心理的ストレスが発症の引き金になったり、症状の悪化につながったりするものの総称です。
強迫性障害
- 考えられる症状
- 手で汚いと思い、何度も手を洗う
- 鍵を閉め忘れを疑い、何度も確認のため家に戻る
強迫性障害に特徴的な症状は、強迫観念と強迫行為です。
強迫症の患者さんは振り払おうとしても振り払うことが出来ない強迫観念や強迫行為に支配されて毎日の生活を送るようになります。
多くの時間と労力が強迫に費やされ正常な日常生活や学業、職業生活が妨げられます。
強迫症の患者さんは振り払おうとしても振り払うことが出来ない強迫観念や強迫行為に支配されて毎日の生活を送るようになります。
多くの時間と労力が強迫に費やされ正常な日常生活や学業、職業生活が妨げられます。