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不安障害

日常生活の中で、不安を感じる場面は誰にでもあり、それは人間に備わっている自然な反応です。

不安は、人に危険を知らせるシグナルであり、人は、不安を感じることで、危険に対処する準備をし、危険を避けるための対策を講じたり、行動を起こしたりすることができます。

不安障害は、人にとって有用である不安が度を越して強まってしまう病気です。

不安障害は、不安を感じる対象や状況、表現型によって分類されます。

代表的なものとして、以下のようなものがあります。

パニック障害

突然、息苦しくなったり、胸がドキドキしたり、めまいや発汗、ふるえなどの症状が発作的に起こる病気です。

100人に1人ぐらい割合で起こり、男性よりも女性に多いとされています。

原因としては、脳内のノルエピネフリン系、セロトニン系、GABA系といった神経伝達物質が関連している可能性が指摘されています。

他の精神疾患に合併することが少なくなく、うつ病からパニック障害になられる方もいらっしゃれば、パニック障害が発症した後にうつ病を発症される方もいらっしゃいます。

パニック障害についてはこちらで詳しくご説明しています

社会不安障害(SAD)

社交不安障害(社会不安障害)Social Anxiety Disorder(SAD)は、他の人から注目を浴びる可能性のある社会的場面(社交場面)において恥ずかしい思いをするのではないかと過度に不安になる病気です。

不安は、赤面、声や手の震え、発汗などの身体症状を伴います。

不安が惹起される社交的状況は人によって様々で、人前での発言や発表、面識のない人や権威がある人との会話、人に見られる状況で飲食をするなどがあります。

そして、患者さんは不安や苦痛を伴う社交的状況を避けるようになり、学校生活や仕事場面をはじめとする社会生活に支障をきたすようになります。

社会不安障害(SAD)についてはこちらで詳しくご説明しています

強迫性障害

強迫性障害に特徴的な症状は、強迫観念と強迫行為です。

強迫観念とは、反復する持続的な考え、衝動、イメージで、自分でどんなに考えないようにしようとしても、頭の中に「バイキンがついているのではないか」という考え、あるいは「手を洗わなければならない」という衝動、自分の手がバイキンで汚れているイメージなどが浮かんできてしまうものです。

強迫性障害についてはこちらで詳しくご説明しています

全般性不安障害

全般性不安障害(Generalized Anxiety Disorder:GAD)は不安神経症とも呼ばれる、不安が原因として起こる病気です。

うつ病などとは異なり、全般性不安障害には特徴的な症状がありません。

ですがさまざまな要素が絡みその潜在患者は多く、また特徴的な症状がないため、治療できるものと気づく方が少なく受診につながりにくいです。

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